解約条件とは?
解約条件というのは、将来不確実な事実が生じることにより、契約等法律行為の効果が消滅してしまう場合の、不確実な事実をいいます。
ちなみに、解約条件とは反対に、契約等の効果の発生が不確定な事実にかかっている場合を、停止条件といいます。
また、売買契約を結んで、転勤になったらこの契約を失効させるというような条項を入れる場合には、解除条件付売買契約といいます。
さらに、条件を付けるかどうかというのは、当事者の自由ですが、次のようなものについては、不安定な法律関係を続けることは相当でないので、条件は付けられないことになっています。
■婚姻
■養子縁組
■相続の承認、放棄
■手形の裏書...など
なお、相殺についても、相手方を不安定にしますので同様に条件は付けられません。 |