買換え特約とは?
住宅を買い換える際に、手持ち物件の売却前に新規物件の購入契約を結んだ場合、もし手持ち物件が売却できないときには、とても困ることになります。
そこで、そのような事態に備えるために、購入契約に「○月○日までの○○万円以上で手持ち物件を売却できなかったときには、本契約を白紙解除できる」旨の特約をつける必要があります。
買換え特約というのは、この特約のことをいいます。
買換えローンとは?
住宅を買換える際、次のような場合には取引が不能になる可能性が高いです。
(1)購入する住宅の代金支払時までに現在居住している住宅が売却できない場合。
(2)売却する住宅の価格下落によって、売却代金だけでは残債務を全額返済できず、担保が抹消できない場合。
買換えローンはこのような場合に利用するとメリットがあります。
つまり、買換えローンでは、(1)の場合には、売却時までのつなぎを金融面で支援し、(2)の場合には、担保抹消資金と新規購入資金を併せて融資することにより、買換えが可能になります。
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